住宅業界の今、そして、未来(1)住まいの変革


家は、人々が暮らしを営む器です。

暮らしは年々変化します。
暮らしの変化とともに器である家も変化
それが理想です。

一方
35年ローンで買った家。
簡単に変化はできません。

変化に合わせた住宅に移るため
手放そうとすれば
住宅ローンの残高を返済できないほど
安くなる場合も。

そうなると
住み続けるしかありません。
このようなケースはたくさんあります。

ハウスメーカーや工務店は
家を建てる時に最善の提案はしてくれますが
10年後、20年後を見据えた提案はできません。
先のことは、施主本人にもわからない。

流動性の高い住宅を考える必要がありそうです。

現在、空き家率は10%を超え
増え続けています。

人口が減少し続けている一方で
新規の住宅建設も一定量ありますから
今後、空き家率は
20%、そして、30%になると言われています。

キャッシュで一括払いが可能な富裕層でもない限り
新しく家を建てる時代は終わりに近づいています。

終身雇用が現実的でなくなっている今
35年ローンは全く現実味がありません。
住む人、住む家族の暮らしを考え、
経済面も考慮した
全く新しい住宅の提供方法。

大きな変革が求められます。

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